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10.62017
ハロウィンにぴったりなお花こっそり教えます!
すっかり秋の定番のイベントになった「ハロウィン」。夏が終わり、街のディスプレイにかぼちゃが出てきたり、いつものお菓子のパッケージがハロウィンバージョンになったりと日常の一部になったハロウィンを今年からもう少しお花を取り入れて楽しんでみませんか?ハロウィンのお花といえば、何が思いつきますか??
ハロウィンは10月31日に毎年行われるお祭り。ケルト人が始めたお祭りと言われていますが、現在は特に日本ではお化けの格好やキャラクターなどの様々な仮装して楽しむお祭りとなっています。もともとは秋の実りの収穫祭とともにご先祖が戻ってくる日(日本でいうお盆のようなイメージ)とされ、先祖が戻ってくると同時に悪霊もこの世に来ると信じられていたため、お化けの仮装をしたり、飾りつけにミイラや魔女のような恐ろしいものを置くようになったといわれています。ちなみに間違えられることが多いのですが、キリスト教とは関係のないお祭りです。
ハロウィンといえば!パンプキン、オレンジのかぼちゃをくりぬいたジャックオランタン。大きなカボチャの中をくりぬき、目が鼻、口をかたどり、中にライトやろうそくを入れてかざるかぼちゃのおばけジャックオランタン。ハロウィンのお祭りのときに悪霊を追い払うために目や口をあえて恐ろしい顔にしています。
普段口にする緑の皮に名が黄色のかぼちゃは硬くて使えません。こちらは、かぼちゃスープやかぼちゃサラダにしてハロウィンを楽しみましょう。ジャックオランタンを作るかぼちゃは皮がオレンジ、黄色、白のものがベスト。中がくりぬきやすく柔らかいです。大きさも人一人で持ち上げるのが大変な大きさから手のひらサイズまでたくさん。最近では手軽にスーパーやお花屋さん、雑貨やさんでも安価で手に入るようになりました。デュボンタンのお勧めは白いかぼちゃ!とってもSNS映えします。白いかぼちゃに黒いスパイダーや魔女の帽子だけでぐっとおしゃれハロウィンが表現できます。デュボンタンのレッスンでも白カボチャを使う人が多いです。やはり定番にひとくせひねりを入れるのがアレンジのコツ。また、生のかぼちゃは傷がつくとそこから痛み始めますので、翌年までとっておく!というのはお勧めしません。腐ります。最近ではジャックオランタン用のかぼちゃの隣に目や鼻のシールが一緒においてあることも多いので、そちらを使ってデコレーションするのもいいと思います。
ハロウィンのお花と聞いてピンとくる人はすくないのではないでしょうか?デュボンタンの教室でもハロウィンでイベントレッスンをすると、かぼちゃを入れたり、かぼちゃの器にお花をアレンジしたり、デコレーションをつけてハロウィンを演出することが多いのです。ではレッスンやオーダーでよく使うハロウインの演出を簡単にするにはどういったお花を使えばいいのかこっそり少しだけ教えます。
時期的にもまだ手に入るケイトウ。お盆の時に使う赤いケイトウではなく、秋に咲くケイトウは色も様々です。お勧めはオレンジの久留米ケイトウ。丸い形をよく見ると、うねうねした花は少し不気味ででもなんだか愛くるしい、まるでジャックオランタンのようなお花です。大きさも小さなものから10CM以上のものもあり、形もすべて同じではないのでかぼちゃを選ぶように、久留米ケイトウを選んでみてくださいね。久留米ケイトウとかぼちゃがあるだけでもうハロウィンのお部屋に変身!
秋の花で人気のダリア。最近では小さなポンポンタイプから人の顔ほどある大輪まで様々な種類があります。可愛らしいイメージが多いダリアですが、おすすめは「黒蝶」という名の黒赤?赤黒い大ぶりのダリアです。最近ではヘッドパーツやブーケなどでも流通するようになりわりと手に入りやるいのでふらっとお花屋さんをのぞいてみてください。黒蝶はその名の通り、黒い蝶のようなひらひらとした花びらが特徴で、何かなぞが多い女性のようなイメージです。ダリア特有のひらひらと花びらが散っていく姿もまたいいので最後まで飾ってみてくださいね。そして、写真をアップする際は、全体よりもアップで撮ってあげるといったいこの黒い花はなんだろうと興味をそそります
ガーベラの切り花は1年中見ることが出来ますが、その中で「スパイダー咲き」という種類があるのはご存知でしょうか?クモの糸のような細い花びらがたくさん集まってお花になっているガーベラ。色も様々ありますが、ハロウィンの時期に使うならやはりオレンジ。中心は黒なのでハロウィン時期のお花にピッタリです。定番のガーベラのお花を使うのではなく、これって何の花?ハロウィン用にあるの?と見た人が思う実は定番のお花を飾ると花レベルが上がります。
お花ではなく、やはり実物。お花の後にできる実です。秋の味覚に実物が多いのとやはり鮮やかな色よりも茶やくすんだ色がハロウィンには合います。収穫祭ですもの。やはり実物は入れたほうがいいですね。実物って??という方はなんでもいいんです。もちろん、ジャックオランタンのかぼちゃは実物ですし、道に落ちているドングリやハゼの実、松ぼっくりでも。姫リンゴなんてのもある季節ですね。ただしワンランク上の実物を手に入れるならお勧めは「とうがらし」。キッチンにある鷹の爪は、魔女の爪に見えてアレンジに使いやすいです。そしてお勧めは黒いとうがらしを使ったアレンジ。黒い実物が入るだけでハロウィンらしさがぐっと出てきます。こちらは食用ではないので、ご注意ください。
という人は、毎年使えるアーティフィシャルフラワーや長く楽しめるプリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーを使ったアレンジやリースでハロウィンを楽しみませんか?
デュボンタンでは季節ごとにオーダーメイドでのフラワーアレンジメントをお作りしています。ハロウィンですとかぼちゃをただ入れるだけではなく、多肉植物を入れたり、贈られる方にしっかり寄り添ってなるべくご希望のものをお作りしています。
また、ハロウィンだけ使うのもなんだかもったいない!どうせなら冬まで楽しみたい!という方は、オータムカラーリースのような季節感を楽しみ、ハロウィンの時期だけかぼちゃをアレンジしてあげたり、黒やオレンジのリボンでデコレーションをしてあげるだけでぐっとハロゥインのイベントが盛り上がります。
季節のイベントは短期間だけど、その短い期間にどれだけ楽しめるか、時間やコストを抑え、どれだけみんなと共有できるかが今のハロウィンのお祭りだと思います。おうちにあるものにハロウインらしいお花を+αしてあげるだけでぐっとお祭りモードは広がりますよ。ハロウインなんてではなくて、せっかくなので楽しいこと一緒にみんなで共有してお祭りを秋のお花や実物、植物すべてを使って楽しんでみましょう。
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